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むくみの原因とむくみに効果的な栄養素・自分でできるセルフケアとは?
むくみのメカニズム
むくみは血液の循環不良やリンパの停滞が深くかかわっています。
心臓がポンプのような働きをすることにより、血液は動脈を通して水分や栄養を細胞へ供給する役目を果たしています。
それと同時に、細胞内で必要のなくなった水分が、静脈やリンパ管に戻ってきて再び体内を循環します。
しかし、静脈やリンパ管がスムーズに流れずに、戻ってくるべき水分が溜まってしまっている状態がむくみです。
原因は様々ありますが代表的なものは・・・
運動不足
筋肉量が減ると水分を押し戻す力が不足してしまうため血行不良や代謝不良になり、むくみへと繋がります。
偏食、アルコールの摂取
濃い味つけのものを好んで食べると体内の水分と塩分のバランスが乱れ、むくみの原因となります。また、飲んだ翌日に顔がむくんだことがある方も多いと思われます。アルコールを摂取すると血中のアルコール濃度を下げようと身体が水分を溜めこむため、むくんでしまうのです。
体温調節機能の低下
現代人は空調のきいた環境に慣れてしまっていますが、そうすると代謝機能が低下するため、水分の代謝も同様に低下してしまい、むくみの原因となります。
心臓病や肝臓病などの内臓疾患や甲状腺機能低下
病気が原因の場合、むくみが起きるシステムや部位はそれぞれ異なります。心臓病は足、腎臓や肝臓からくる疾病は、体中がむくむとされています。
効果的な栄養素と食べ物
病的なむくみ以外は運動不足の解消(特にふくらはぎの運動)や食生活の改善でも大きく改善していきます。
カリウム
カリウムは身体を活性化させて塩分の排出を促し、水分量を適正に保つ働きがあります。
食べ物では海藻類、ナッツ類、豆類、イモ類、葉類に多く含まれています。
サポニン
サポニンは利尿作用と悪玉コレステロールの排出作用があります。
食べ物ではスイカ、きゅうり、冬瓜などのウリ科に多く含まれます。
ポリフェノール
ポリフェノールは植物に多く含まれる色素や苦み成分で、抗酸化作用や血液をサラサラにする効果があります。
食べ物では明日葉、ブルーベリー、大豆、生姜、緑茶、カカオなどに多く含まれます。
ビタミンB1
ビタミンB1は糖質の分解を助け、血液をサラサラにするサポートをします。
食べ物では豆腐、かぼちゃ、ごぼう、ほうれん草、豚肉などに含まれます。
ビタミンB6
ビタミンB6はタンパク質の分解を助け、血液をサラサラへ導きます。
またホルモンバランスを整える働きもあるため、月経前のむくみに有効との報告もあります。
食べ物では大豆、にんにく、マグロ、サンマ、カツオ、鮭、鶏肉、とうもろこしに含まれています。
食事をする時は早食い・大食いをしないようにも気をつけ、味の濃い加工食品はできるだけ避けましょう。
むくみに効果的な食材を上手に取り入れ、すっきりした身体を目指しましょう。
自分でできるセルフケアでむくみ解消
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれ、ふくらはぎの筋肉が収縮する事によって足に行った血液を上へと押し上げてくれます。
・足首を回したり、足の指をグーパーグーパーと動かしたり、アキレス腱を伸ばすなどして動かすように心がけましょう。
・膝の裏にもリンパポケットという、詰まってしまうとむくみを誘発してしまう場所がありますので、膝の裏を温めたり、さすったり押したりして柔らかくしてあげましょう。
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