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睡眠と身長の関係性・エコーで骨端線を見て画像診断
みなさんは「睡眠のゴールデンタイム」をご存じでしょうか?
睡眠のゴールデンタイムとは、睡眠によって最も多く成長ホルモンが分泌され、体に良い効果がもたらされる時間帯のことです。
良質な睡眠をとるためには、睡眠のゴールデンタイムはいつなのか、ゴールデンタイム中に睡眠をとることによってどのような効果が得られるのかをしっかりと把握しておく必要があります。
睡眠のゴールデンタイムは、一般的に22時から深夜2時の間とされています。
22時から深夜2時がゴールデンタイムである理由は、体内時計を適切に保つためです。
睡眠のゴールデンタイムという言葉は、寝ている間の特に大切な時間帯という意味でも用いられます。
成長ホルモンの分泌量に着目した場合、寝始めの3時間がゴールデンタイムと呼ばれます。
美容や健康に役立つ成長ホルモンが、眠りについた直後3時間に最も多く分泌されるためです。
成長ホルモンの事だけを考えると寝る時間は関係ないのですが、22時から深夜2時の間に寝ると・・・疲労回復・免疫力の向上!美肌効果!太りにくくなる!
などの体をメンテナンスする働きをするホルモンをより多く得られるため身体に非常に良い効果が期待できます。
身長が伸びるかどうかは成長ホルモンと同時に骨端線があるかどうかが重要です。
骨端線が閉じてしまうと残念ですが何を頑張っても身長が伸びていきません。
骨端線と身長が止まることとは、大きな関係性があり、骨の細胞がたくさん密集している柔らかい骨の部分、つまり軟骨を意味するのです。 レントゲン写真やエコー画像で見ると分かりやすいのですが、骨と骨の間には、線状の隙間があり、これが骨端線で、成長線とも呼ばれているようです。
子供の身長がなかなか伸びないと悩んでいるお母さん・お父さんも多いと思いますが、それは、この骨端線が活性化されていないからでしょう。
「どうしたら、うちの子の身長が伸びますか?」と言う質問をよく聞きますが、まずは骨端線について、しっかりとした知識を持つことが大事な要素なのです。
骨端線を復活させるには、今の医学では無理とされており、少しでも骨端線が残っていれば可能性はありますが、閉鎖してしまった場合は、難しいでしょう。 身長を伸ばしたいと思ったら、骨端線が残っている状態で改善させる事が大事ですね。
骨端線を活性化・維持していくうえで大切なことは・・・
- バランス・栄養の良い食事
- 質の良い睡眠
- 食事管理が難しい場合はサプリメントも有効
- 適度な運動
当たり前のようですができているかと言われると自信をもってYESと答えられる方は多くないと思います。
当院では、エコーで骨端線を見ることができますし、運動・栄養指導など、どうすればいいかも解説できますのでご自身やお子様のことなどでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
(画像は6歳の男の子の骨端線エコー画像です)
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