みなさんこんにちは!
今日は普段生活している中で何気なくしている呼吸…
私たち、というよりも生きている動物、植物も呼吸をしていないと死んでしまいますよね?
それほどに意識することなく体が無意識のうちにしている呼吸を
トレーニングをする際に意識することでどんな効果を発揮してくれるのでしょうか。。
先に答えをお伝えすると…
正しい呼吸法で筋トレをおこなえば筋肉が付きやすく、引き締まった体になり
また、それだけでなく、リンパの流れがよくなり美容効果も得られるのです。
ではその理由をこれからお伝えしていきます。
トレーニングと呼吸の関係性
例えば、腕立て伏せの場合、腕を上げるときに息を吐いて、下ろすときに吸います。
また、ダンベルトレーニングならダンベルを上げるとき息を吐いて、下ろすときに息を吸います。
すべての筋トレにおいて鍛える箇所の筋肉が収縮するとき息は吐くものです。
理由はその方が力が入りやすいからです。
ただし例外もあり、逆手懸垂(チンニング)などは広背筋が収縮するときに息を吸うようにします。なぜなら、
息を吸うことで肩甲骨がより内側に入り、広背筋が付きやすくするためです。
いずれにしても、効率よく筋肉をつけるために呼吸は大切になります。
たまにジムなどで、息を止めたままダンベルを持ち上げる人を見かけますが、これは体によくないのでやめるべきです。
各筋トレ方法に合った呼吸をするのが大切です。
トレーニングの呼吸法
どういう動きのとき息を吸うのか、また吐くのか、まずは呼吸のタイミングを掴みましょう。
みなさん経験があるであろう腹筋を例にします。
上半身を上げたとき腹直筋が縮むので、このとき息を吐きます。反対に床に下ろすときは伸びるので、息を吸いましょう。
筋肉が力を発揮するのは、縮まって負荷のかかった筋肉を伸ばしていくときです。
この過程で大きな力を発揮するといわれています。
また、筋肉がつく理由は筋繊維が損傷するからなのですが、この損傷は縮まった筋肉が元に戻るとき、つまり伸ばしたときに起こります。
こういった理由から腹筋において体を床に下ろすときに酸素をたくさん取り込み筋肉に栄養分が取り込まれ、一層力が発揮するのです。
腹筋で体を床に下ろす際はゆっくりとおこないましょう。
すると筋肉への刺激を高めることができます。目安として上半身を上げるときの2倍程度ゆっくり下ろしましょう。
腹筋における呼吸法のまとめです。
・上半身を上げるとき 息を吐く
・上半身を下げるとき 息を吸う
呼吸法に慣れるまでは意識しなければいけません。体に染みつくまでは億劫に感じるかと思いますが、
呼吸がリンパの流れにも関係する…
いわば体の中のお掃除をしてくれるということです。
このリンパの流れをよくするには、筋トレと呼吸が関係しています。
リンパとは、内臓や皮膚の下などの全身にわたって網目のように張ってある静脈に沿って走っているリンパ管や、
これを体内の排水路とも呼ばれているんです。
このことからリンパの流れがよくないと、老廃物や不要な水分が溜まってしまいます。
結果として、むくんだり、たるんだり、肌荒れにつながるのです。
また、シワのできる原因にもなると言われています。