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管理栄養士が教えるカラダファクトリー!@ 〜意外と知らない水の働き〜
こんにちは!管理栄養士の増田です!!
みなさんあけましておめでとうございます(^▽^)/
お正月はいかがお過ごしでしたか?
本年1発目はだれもが体に持っている水分についてのお話です!
冬だから汗かかないし!と油断せず、水分摂取について学んでおきましょう!!
水分の不足は乾燥にも繋がりますしね!
体内の水分の役割
体内の水分には3つの役割があります。
- 溶解作用…栄養素などの物質を水に溶かすことで、体内での化学反応に必要です。
- 運搬作用…血液やリンパ液で栄養素・老廃物などを運びます。
- 体温保持…水は温まりにくく冷めにくいという性質を持っていて、気温や室温が下がっても冷めにくく体温が上がれば汗を出して効率的に体温を下げることで調節しています。
どれも大切なのですが、わかりやすいのは体温保持!
みなさん、汗をかく時はどこか一部にかきますか?
全身にかきますよね!
走って足がしんどくなって熱を持っても
足だけに汗をかくわけではないんです!!
ではなぜか?
全身で汗をかくことによって全身を濡らし、
さらに風があたることで皮膚の表面を冷やし体温を下げるんです。
人間の体は環境に対応して良くできてますよね!
体温が保持できないとどうなると思いますか?
例えば、激しい運動をして熱を持っているとき
この熱を外に逃がせないでいると、体温は上昇し続け
体内の筋肉や酵素の働きが障害を受け、最悪死に至ります。
また、汗で体温を下げても水分補給がうまくできていないと
脱水となり熱中症を引き起こしてしまいます。
人間の体にはどれくらいの水分があるの?
一般的に、健康的な成人では体重のおよそ60%が水分です。
また、これは年齢を重ねるごとに減少していくもなので
自分が今どれくらい水分を摂取しないといけないのか把握しておいた方がいいですね!

1日の尿量ってどれくらい?
まずは、60%あるうちのどれくらいの水分量が
体から出ていくのか知りたいですよね?
体重1kgあたり、1時間で1mL
つまり50kgの人では1時間に50mLとして考えます。
そして1日の尿量の計算の仕方がこちらです!
体重kg×24時間(1日)
すると、だいたい1500mL前後になるんではないでしょうか?
これがおおよその1日の尿量です。
1日に必要な水分量は??
さて、ここからが本題です!!
人は一体どのくらいの水分を摂取すればいいのか。
まずはどのくらいの水分が出ていくのかを知らなければなりません。
先程の尿量だけではないんです!
こちらが、おおまかな水分の出し入れのバランスになります。
水分出納のバランス

- ※不感蒸泄(ふかんじょうせつ)とは皮膚や吐く息から無意識に出ている水。(不感蒸泄に汗は含まれない。)
このバランスはあくまで、一日に普通に生活している時のバランスです。
例えば、スポーツなどの激しい運動や、サウナやお風呂で汗を流すと
ここからさらに出ていく水の量は増えていきます。
つまり、その分だけ多くの水分を摂らなければいけないということです!
人間の体にとって非常に重要な水分、どれくらい必要で何に使われてるのか
理解できたでしょうか??
自分の体の約60%を占めている本当に大切なものです。
水さえ飲んでいれば1週間は生きられるともいいますよね!
みなさんも自分にどれだけの水分が必要なのか考えながら
こまめな水分補給をこころがけましょう!!
当店ではトレーニングだけではなく、体に優しい管理の仕方までお話させて頂きます!
気になる方は是非ご来店ください!!初回体験は無料となっております!!
※参考文献 理論と実践 スポーツ栄養学 著:鈴木志保子 日本文芸社
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