超音波画像観察装置とはよく聞く言葉で「超音波エコー鑑別装置」といいます。
エコーはプローブと呼ばれる端子から超音波を発生させ、組織(骨・軟骨・靭帯・腱・筋肉など)に当て、跳ね返ってきた超音波を画像で見る事ができる装置です。
当院では最新のエコー鑑別装置を導入しております。
レントゲンやCTと異なり、放射線を浴びせる事はありませんので、小さなお子様から妊娠中の方まで安心して使用できます。人体に無害ですので繰り返し使用して経過観察を行えます。
レントゲンやCTで映りにくい軟部組織などの損傷もエコーでは検査・観察が可能です。レントゲンでは異常が見当たらないが違和感や痛みに悩んでいる方はエコーでくまなく検査、観察を!レントゲンでは映らない筋肉・腱・靭帯などの軟部組織はもちろん、骨折、骨端線などの有無も観察できます。
今の状態を筋肉、関節などを動かしながら観察できるのでしっかりと患部の検査が行えます。画像や動画を保存できるので治療後や後日に見比べる事も可能です。
カラードップラー機能による観察で血管の太さや数などを見る事ができるので筋肉の緊張などによる血管の太さや数の変化も観察できます。
柔道整復師によるエコーでの画像観察は厚生労働省からも認可され、正式に通達もあり、呼称も診断装置で統一されておりますので接骨院でも安心してご利用いただけます。違いは「診断」と「観察」という部分です。医師が使うと、診断。接骨院/柔道整復師が使うと、観察という事です。平成22年11月に「柔道整復師が、柔道整復の業務の中で、検査自体に人体に対する危険性が無く、かつ柔道整復の施術に関わる判断の参考とするため、超音波検査を行うことは、差支えないと解しています」と厚生労働省医政局医事課指導係より通知もありました。
柔整の業務内での超音波検査を厚労省から平成22年12月15日に厚労省の正式な事務連絡の文書が出ております。